ヒマラヤンアクティビティーズ:カトマンズ、タメルにある日本人経営トレッキング専門旅行会社
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トップページ ≫ ガイドのトレッキング日誌  ゴーキョピーク/カラパタール/EBC18日間
ゴーキョピーク・カラパタール・エベレストベースキャンプ
17泊18日  2003/10/18〜11/2
<1日目>
10月16日(木)晴れ

カトマンズ

ルクラ

パグディン
 6時時半、カトマンズプリンスホテル発。
 6時50分、トリブバンエアポート着。空港内のカウンターが開くのが遅かったため、8時発のルクラ行きフライト予定が1時間以上遅れる。
 9時5分、トリブバンエアポート発。機内からはヒマラヤ山脈がとてもきれいに見えた。
 9時35分、ルクラ着。食事。
 10時40分、トレッキングスタート。1時間半後、タドコシという場所に着き、お茶を飲む。空には少し雲が出始め、ヒマラヤは雲に隠れている。気温は高く、とても暑い。
 12時50分、パグディン着。食時をしたあと、ゲストは1人で近辺を散策しにいく。
 17時、夕食。夕食後、ゲストとおしゃべりをする。
 19時、おやすみなさい。
<2日目>
10月17日(金)晴れ

パグディン

ナムチェバザール
 6時半、起床。
 7時、朝食を食べ終わる。
 7時半、トレッキングスタート。
 9時半、ベンカルという場所で、お茶、
 10時、ジョルサレ(地名)着。昼食。
 11時、ジョルサレ発。ここからのぼり道となる。休み休み歩く。
 13時20分、ナムチェ着。宿は満室の所が多く、僕たちが訪ねた一軒では宿泊を断られ、他の宿を探すことにする。宿を見つけ、荷物を部屋に置いたあと、ゲストと僕は、別行動をする。ゲストはバザールの方へ行ったようだ。僕は、カトマンズのオフィスへ電話をするために、電話ができる場所を探したが、そこには一台しか電話がなかった。電話を待つ、外国人トレッカーとネパール人たちがたくさんいたので、電話をするのはあきらめる。バザールをひやかしながら、ホテルまで戻る。
 19時、夕食。
 18時15分、おやすみなさい。
<3日目>
10月18日(土)晴れ

ナムチェバザール

エベレストビューホテル

ナムチェバザール
 7時、起床。
 7時40分、朝食終了。
 8時、エベレストビューホテルへ向け出発。
 9時20分、エベレストビューホテル着。とても天気が良く、ヒマラヤがきれいに見える。ソルクンブ地方
(エベレストがある地域)で生まれ、エベレストがある風景が日常の生活を送ってきたこの僕でさえも、心を奪われるほどきれいなヒマラヤだ。きっと、初めてエベレストを見る外国人トレッカーの心を、魅了したに違いない。このきれいな景色を、ゲストは写真に収めていた。1時間ほど景色を眺める。その後、雲が出始め、ヒマラヤは隠れてしまった。
 10時20分、エベレストビューホテル発。
 12時頃、ナムチェにて昼食。その後、散歩。
 18時、ホテル着。
 19時半、夕食終了。「明日は、朝7時発にしよう」という打ち合わせをゲストとする。
 20時、就寝。
<4日目>
10月19日(日)
晴れ

ナムチェ
バザール

ドーレ
 7時、トレッキング開始。
 8時15分、○○(地名忘れる)という場所着。お茶を飲みながら10分休憩。
 8時25分、のぼり道を進む。
 9時40分、のぼりが終わり、またお茶を飲む。10分休憩。
 10時半、昼食。
 11時、またのぼりを進む。
 13時10分、ドーレ着。今日はドーレ泊とする。午後はずっとトランプゲームをして遊んだ。
 17時45分、夕食を注文。
 19時、夕食後、「明日は、朝8時発にしよう」という打ち合わせをゲストとする。その後「おやすみなさい」。
<5日目>
10月20日(月)晴れ

ドーレ

マッチェルマ

パンガ
 8時、トレッキング開始。ゆっくり歩いたにもかかわらず、1時間後にはルザに着いてしまう。ルザにてお茶休憩。
 10時、マッチェルマ着。昼食。今日の予定では、マッチェルマ泊となっているのだが、あまりにも速いペースで到着してしまったので、パンガまで行くことにする。
 今日の天気はとてもよい。空は澄み渡っている。暖かく歩きやすい。マッチェルマにて休憩している間、僕は、知り合いたちとトランプゲームをした。ゲームに夢中になっている間に、1時間ぐらいがあっという間に過ぎてしまった。
 11時半、マッチェルマ発。パンガへ向かう。約1時間後、パンガ着。今日はここに泊まる事にする。
 少しずつ雲が出始めてはいたが、ヒマラヤはとてもきれいに見えていた。
 19時、夕食。明日も今日と同じく8時に出発することを、ゲストと打ち合わせ、20時、就寝。
<6日目>
10月21日(火)晴れ(風強い)

パンガ

ゴーキョ
 7時50分発。途中休み休み進む。ゲストは、途中にある池の写真を撮っていた。
 9時半、ゴーキョ着。今回のトレッキングのペースは、とても速い。ゴーキョで軽く食事をとった後、ゲストは、『もう少し先まで行ってみる』といい、1人で出かけていく。
 今日も、天気はとてもいいが、風がふき続けていたためか、なんとなく、肌寒い感じがする。
 しばらくして、ゲストが戻ってきた。『ちょっと先まで』といっていた彼は、なんと、ゴーキョピークまで行ってしまったとの事。彼に調子をたずねると、「特に問題ない。今日もゴーキョピークまで到着してしまったけれど、明日の朝、また行きたい」というので、明朝4時、再びゴーキョピークを目指す旨、打ち合わせをする。
 18時半、夕食を食べ、就寝。
<7日目>
10月22日(水)晴れ

ゴーキョ

ゴーキョピーク

ゴーキョ

マッチェルマ
 4時、ゴーキョピークへ向け出発。まだあたりは暗く、懐中電灯の明かりを頼りに進む。ゲストは息苦しそうに「はーはー」いっている。僕は、少し心配になり、ゲストに「だいじょうぶですか?」とたずねると、ゲストは「だいじょうぶです」とこたえた。
 5時40分、ゴーキョピーク着。とても寒かった。でも、空は澄んでいて、素晴らしい朝焼けが広がっている。
 6時15分、日の出。なぜか、僕の心は暖かくなる。
 6時40分、ゴーキョピークを後にする。約1時間でゴーキョまで行き、朝食を摂る。
 8時半、ゴーキョ発。
 9時35分、パンガ着。15分ほどお茶休憩。
 10時15分、マッチェルマ着。今日は、ここに泊まる。
 午前中に宿泊地へ到着したので、洗濯をしたり、のんびりしたりしながら、残りの時間を過ごす。
 18時、夕食。
 19時、明日の打ち合わせ。
 19時半、就寝。
<8日目>
10月23日(木)
晴れ

マッチェルマ

ポルチェ
 7時半、起床。
 8時半、マッチェルマ発。
 9時15分、ラファールにてお茶休憩。
 10時、ドーレ着。昼食。
 10時45分、下り道を進む。
 12時半、ポルチェ着。今日はここに泊まる。
 午後は、あたりを散策したり、お茶を飲んだり、おしゃべりをしたりしながら、過ごす。
 18時、夕食。その後、打ち合わせ。明日目指す目的地は、予定だと『パンボチェ』だが、今まで、とても順調に進んでいること、調子もいいこと、などから、ディンボチェまで行くことを話し合う。
 19時45分、就寝。 
<9日目>
10月24日(金)くもりのち雨

ポルチェ

ディンボチェ
 7時、朝食。
 7時20分、出発。昨晩から、天候が良くない。地面には霜がはり、小雨もぱらついている。霧も出ていて、近く以外は、何も見えない。気温も低く、とても寒い。気がつかないうちに鼻水も出てくる。手は冷たくてしびれている。
 9時、パンボチェ着。温かいお茶を飲んで、30分休憩。
 10時半、ソマレ着。昼食。空は曇ったまま。ヒマラヤはまったく見えない。足元は見えても、2〜3m先は、見えないような天候。
 11時15分、ソマレを後にし、今日の目的地ディンボチェを目指す。
 12時40分、ディンボチェ着。天気は、相変わらず悪いまま。空には厚い雲があり、気温も低い。
 ディンボチェにて1泊余分に滞在したiというゲストの要望を受け、そうすることにする。
 19時半、就寝。
<10日目>
10月25日(土)雪

ディンボチェ
(雪のため停滞)
 7時、起床。外を見ると、一面の雪。昨晩から、雪が降り続いたようだ。降りやむ様子はまったくなく、突然の天候の変化に、ゲストはとても不安を感じているように見える。
 ディンボチェのロッジに泊まっていたグループのうち、昨日来た道を引き返して行く人、雪の中チュクン方面へ行く人など、様々。僕たちは、ここに残ることにする。「明日まで様子を見て、なるべくなら引き返さずに進みたい」というゲストの希望にこたえられるように。
 17時、降り続いていた雪が止む。空の雲が、少しずつ晴れてくる。白く輝く、アイランドピーク、アマダブラム、タウチェ、タムセルクなどの山々が、少しずつ見え始め、心を奪われる。天候が回復し始める。
 もし明日、雪が降らなかったら、そして、ディンボチェにて停滞しているグループの中で、ロブチェへ向かうグループがいれば、僕たちも進もう、という打ち合わせをする。
 19時、夕食。
 19時半、就寝。 
<11日目>
10月26日(日)雪

ディンボチェ

ロブチェ
 朝6時の時点で、すでに、快晴を予想させる、気持ちのいい空が広がっている。僕たちは、なんてラッキーなんだろう。そんなことを思いながら、ロブチェへ向かうことにする。
 8時、ディンボチェ発。一時間も歩かないうちに、天候が急変し、また雪が降り始める。朝はあんなにいい天気だったのに。気温も下がり、とても寒い。
 10時半、トゥクラにて昼食終了。ゲストに「だいじょうぶですか?」と聞くと、「元気」という返事が返ってきて、少し安心する。
 10時45分、一瞬雪が降りやんだので、ロブチェへ向け出発。しかし、またすぐに降り始め、結局ロブチェまでは雪が降る中を歩くことになる。
 12時半、ロブチェ着。トレッカーたちがたくさんいて、ロッジは満室。ドミトリー以外部屋はなく、ドミトリー泊。
 気温はどんどん低くなり、寒さが増す。ラジオからは、デウシやバイリ
(注釈:毎年10頃ネパールで行われるティハールという祭りの際に、子供がおひねりをもらうために歌う歌)が聞こえてくる。そうだ、もうティハール(注釈:兄弟姉妹で1年の幸せを願う儀式を行う日を含む祭り)が始まったんだ、と、思い出す。家族が住む村や、実家、親兄弟のことを、思い出してしまう。でも、ロブチェのような山の中で一生を過ごすシェルパ達には、ティハールも、ダサイン(ネパール最大の祭り)も、たいした重要性を持たない。僕にとっては、どちらも家族と過ごす、重要な祭りだけど。普段は、1人や2人、知っているガイドやポーターがいるロブチェだが、今日に限って、知り合いは1人もいない。ラジオからは、次から次へと、デウシやバイリの歌を歌う、子供の声が聞こえている。ドミトリーの中にいても、鼻水が出てくるのも気がつかないほど、寒くてしょうがない。僕の目からは、思わず涙が出そうになる。
 ロッジには電話があった。家族や友達に、電話をしようと思ったが、1分200ルピーということを知り、あきらめる。
 気を紛らわすために、雪の中を歩いてみる。雪のロブチェで、不覚にもホームシックを感じてしまった1日だった。
 18時半、夕食。
 19時、就寝。 
<12日目>
10月27日(月)くもりのち晴れ

ゴラクシェプ

カラパタール

ゴラクシェプ
7時、朝食。
 7時半、出発。
 10時10分、ゴラクシェプ着。軽く食事。
 10時半、ゴラクシェプ発。カラパタールを目指す。
 10時45分、カラパタール着。トレッカーたちがたくさんいる。どのトレッカーたちも、うれしそうに見える。天候がよかったわけではないが、カラパタールから見えるべき山々は、一応見えた。カラパタールについて30分ほどした頃、ゲストが、「プラカス、もし寒かったら、先にゴラクシェプに戻ってもいいよ。僕はもう少しここにいるから」といってくれる。僕は、ゲストを残し、先にゴラクシェプに戻ることにする。
 しばらくして、ゲストもゴラクシェプに戻ってきてから、昼食。その後、明日の打ち合わせ。もし、明日、頭痛を感じるようだったら、エベレストベースキャンプへは行かずに、ペリチェまで一気に下ろう、もし、明日調子がよければ、エベレストベースキャンプまで行こう、ということになる。
 20時、就寝。
<13日目>
10月28日(火)

ゴラクシェプ

エベレスト
ベースキャンプ

ロブチェ
7時、起床。ゲストに、調子をたずねると、「なんとか大丈夫」という返事が返ってくる。とりあえず、行けるところまで行き、無理そうだったらすぐに引き返すことにする。
 7時半、エベレストベースキャンプに向けて、出発。一時間ぐらい歩いたところで、ゲストが嘔吐。やっぱり、引き返そうとしたが、ここまで来たのだから、エベレストベースキャンプまで行こう、ということで、エベレストベースキャンプまで進むことにする。
 時計を見ていなかったので、何時にエベレストベースキャンプに到着したかは、覚えていない。ここで、40分間を過ごす。この間、ゲストは写真を撮っていた。
 10時、エベレストベースキャンプ発。
 11時45分、ゴラクシェプ着。昼食。このあと、ペリチェまで下ろう、と話していたのだが、疲れていて、とてもペリチェまではいけないだろう、ということになり、今日の行程はロブチェまでということにする。
 12時半、ゴラクシェプ発。ここから、ロブチェまで向かう間は、僕にとってつらい時間だった。ゲストは、言葉では何も言わなかったが、僕に対して怒っているような気配を漂わせている。
 15時20分、ロブチェ着。お茶休憩。ゲストが「トゥクラまで行こう」という。道中飲むためのお茶を水筒に入れてもらい、2つタバコを買い、出発しようとしたが、やはり今日はトゥクラまでは行かず、ロブチェに泊まる事にする。
 18時半、夕食。ゲストは、寒気と頭痛を感じていて、調子の悪い顔をしている。予想外の雪や、無理を押してエベレストベースキャンプまで行ってしまったことが、原因かもしれない。自分の、ガイドとしての未熟さを反省する。
<14日目>
10月29日(水)

ロブチェ

タンボチェ
 7時、起床。朝食。
 7時半、ロブチェ発。
 8時半、トゥクラ着。少し進んだ所で、頭が割れそうに痛い、とゲストがいい、休憩を取る。僕は、トレッキングバックからブラックティーを取り出し、ゲストにすすめた。
 ゲストは、頭痛を感じながらも、とても速く歩くことができ、途中で止まっては写真を撮っている。僕がついていくのもやっとなぐらいに、ゲストはどんどん進んでいく。大丈夫だろうかと不安になる。
 9時、ペリチェ着。お茶休憩。頭痛を感じているゲストに、ペリチェにある診療所に行くことを進めたが、行かなくていいというので、また歩き出す。30分ぐらい歩いた所で、また、ゲストの頭痛が始まり、壁に寄りかかる。僕は、ゲストの荷物を持ってあげようとしたが、ゲストは大丈夫、自分でもてる、という。
 11時、ソマレ着。昼食。ローチェピークなどが見えたので、ゲストに教えてあげたが、信じてもらえない。地図でみてみよう、といっても、いい
(必要ない)といわれる。ああ、ゲストは僕に対してストレスを感じているのかな、と思う。 昼食時、さっき見えた山がロブチェピークだったということがわかり、心の中で、ほら、僕が言った通りじゃないか、と思ってしまう。こんな自分に嫌気がさす。
 トレッキングの前半は、とても楽しくできたが、後半は悪条件が重なって、なんとなくゲストと気まずくなってしまった。僕の悪かった点を、思い返してみると、いくつか思い当たる理由が見つかる。過去、楽しいトレッキングしかしたことがなかったが、楽しいだけではだめなんだということに気がつく。まだまだ、ガイドとして足りない部分がたくさんある事に気づく。
 11時半、ソマレ発。
 13時20分、タンボチェ着。ロッジを探したが、どこも満室。三軒目でやっと空室を見つける。
 19時、夕食。
 19時半、おやすみなさい。
<15日目>
10月30日(木)

タンボチェ

ナムチェバザール
 7時40分、発。
 10時、キャンジョンにて昼食。とても天気がいい。
 11時、昼食後出発。
 12時、ナムチェ着。午後はずっとバザールをぶらぶらする。
 18時半、夕食。
 19時半、おやすみなさい。
<16日目>
10月31日(金)

ナムチェバザール

パグディン
時半、ナムチェバザール発。ゲストは、風邪を引いているため、途中で何度も休憩しながらゆっくり進む。
 10時、ベンカル着。お茶。
 10時15分、ベンカル発。
 11時15分、パグディン着。昼食。午後は1日パグディンにて休息。
 18時、夕食。
 18時45分、就寝。
<17日目>
11月1日(土)

パグディン

ルクラ
 7時半、パグディン発。
 9時、チャプルンにて、お茶。
 10時、ルクラ着。
<18日目>
11月2日(日)

ルクラ

カトマンズ
 7時、朝食。
 7時半から10時半まで、ルクラ空港にて、遅延しているフライトを待つ。
 10時40分、ルクラ発。
 11時10分、カトマンズ着。その後、タメルのオフィスへ到着。今回のトレッキングの報告をし、18日間のトレッキング、終了。
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