トレッキングコース一覧

昨今、ネパールの山奥にまで車道が延び、今まで何日もかけて歩いて移動した場所が1日で車移動できるようになったコースも増えています。

 

私たちは、今までのネパールトレッキングの常識を覆すべく、車道ができた区間はあえて貸切車移動とし、限られた日程で、できるだけ本格的なトレッキングを実現させるプランをご案内しております。これにより、たとえば少し前までは3泊4日必要だったプーンヒル往復も、1泊2日で余裕をもって実施できるようになりました。

 

『ネパール滞在日程が短くて、本格的なトレッキングは楽しめない』とあきらめていた方でも実現できるコースが見つかるはずです。

 

今まで何日もかけて歩いていた標高2000m前後の移動日数が短くなるだけですので、高度順応しながらゆっくり歩くという行程には変更ありません。

 

「車道を歩いてでも時間をかけて従来のトレッキングを楽しみたい」「急ぐ必要はないので、日数を追加してゆっくり歩きたい」という方には、下記行程に日数追加してあらためて行程ご案内しますのでご相談ください。 

 

※いずれも、お客様のご都合に合わせて、随時出発可能です。個人トレッキングですので、見知らぬほかのメンバーに対して気を使わなければならない、というような心配は全く不要です。 

 


アンナプルナ方面


ダンプス(1790m)+オーストラリアンキャンプ(2300m)日帰り

ダンプスからの眺め
ダンプスからの眺め

短い旅行日程中、トレッキングのさわりだけでも体験してみたい人向け。

  • ポカラ発着・日帰り
  • 最高到達標高約2,300m(オーストラリアンキャンプ)
  • 高山病の心配はない。
  • ロッジ泊も不安という人向き。


ゴレパニ+プーンヒル(3,200m)1泊2日~

プーンヒルからの眺め
プーンヒルからの眺め

年々車道が延びており、最短1泊2日で気軽に往復できるようになりました!

  • ポカラ発着・1泊2日~3泊4日
  • 最高到達地標高約3,200m(プーンヒル)
  • 最高宿泊地標高約2,850m(ゴレパニ)
  • 高山病の心配も少ない初心者向き。

※ プーンヒル(Poonhill)、「プ」についているのは「゜」半濁音。「゛」濁音ではありません! 



車で行く!ジョムソン・ムクティナート(3,798m)2泊3日~

ムクティナート⇔ジョムソン間の道
ムクティナート⇔ジョムソン間の道

全行程車で行けるこのコース。未舗装の悪路ですが、車道が引かれていることにより「歩かなくても楽しめるトレッキング」ができるようになりました。悪天候による欠航や墜落事故の多いポカラ~ジョムソン間の国内線を利用する必要もありません。

  • ポカラ発着・2泊3日~
  • 最高到達地標高約3,798m(ムクティナート)
  • 最高宿泊地標高約2,730m(ナウリコット)
  • 高山病の心配も少ない初心者向き。


車で行く!マナン(3,480m)3泊4日~

マナンの様子
マナンの様子

全行程車で行けるこのコース。未舗装の悪路ですが、車道が引かれていることにより「歩かなくても楽しめるトレッキング」ができるようになりました。トレッキングは不安だけど、高地ヒマラヤの麓へ行ってみたい!という方向けです。

  • カトマンズ発着・3泊4日~
  • 最高到達地・宿泊地標高約3,469m(マナン)
  • 富士山を超える高さまで行くので高山病に対する注意は必要。


マルディヒマールベースキャンプ(4,500m)4泊5日~

ハイキャンプ(3550m)
ハイキャンプ(3550m)

アンナプルナベースキャンプ(ABC)コースの谷を挟んで東側に平行して延び、ABCよりも短い日程で高地まで行け、かつ、アンナプルナサウス(7220m)、ヒムチュリ(6441m)、マチャプチャレ(6993m)の展望に開けた、最近人気の新しいコースです。

  • ポカラ発着・4泊5日~(コースの取り方、体力次第では2泊3日でも可)
  • 最高到達地標高4500m(マルディヒマールベースキャンプ)
  • 最高宿泊地標高3550m(ハイキャンプ)
  • 富士山を超える高さまで行くので高山病に対する注意は必要。

 



アンナプルナベースキャンプ:ABC(4,130m)5泊6日~

年々車道が延びており、最短4泊5日でも往復できていますが、少し余裕をもって5泊6日案をご紹介します。

  • ポカラ発着・5泊6日~
  • 最高到達および宿泊地標高約4,130m(アンナプルナベースキャンプ)
  • 富士山を超える高さまで行くので高山病に対する注意は必要。


アンナプルナ外周トロンパス(5,416m)越え9泊10日~

トロンパス手前ハイキャンプ(4800m)
トロンパス手前ハイキャンプ(4800m)

今やマナンまで車道ができ、トロンパス越え後もムクティナートから車道がひかれています。アンナプルナ「一周」をトレッキングでしか移動できなかった時代は終わりました。

  • カトマンズ発→ポカラ着・9泊10日~
  • 最高到達地標高約5,416m(トロンパス)
  • 最高宿泊地標高約4,441m(トロンフェディ)
  • 標高5000mを超えるため、高山病に対する十分な注意が必要。また、トロンパス越え当日は8~10時間歩く必要がある。

 



エベレスト方面


ナムチェバザール(3440m)、シャンボチェ(3,750m)周遊4泊5日~

シャンボチェよりエベレストを臨む
シャンボチェよりエベレストを臨む

エベレストを肉眼で見たい!という場合の最短コース。

  • カトマンズ発着・4泊5日~ 
  • 最高到達地標高約3,750m(シャンボチェ)
  • 最高宿泊地標高約3,440m(ナムチェバザ―ル)
  • 富士山を超える高さまで行くので高山病に対する注意は必要。


クンデピーク(4,200m)5泊6日~

クンデピーク
クンデピーク

ナムチェバザールだけでは物足りない、どこかピーク登頂達成間も味わいたい、という方向け。

  • カトマンズ発着・5泊6日~
  • 最高到達地標高約4,200m(クンデピーク)
  • 最高宿泊地標高約3,440m(ナムチェバザール)
  • 富士山を超える高さまで行くので高山病に対する注意は必要。


タンボチェ(3,867m)6泊7日~

タンボチェ僧院
タンボチェ僧院

チベット仏教の僧院、登山家・加藤保男氏の慰霊碑などがあります。

  • カトマンズ発着・6泊7日~
  • 最高到達地、宿泊地標高約3,867m(タンボチェ)
  • 富士山を超える高さまで行くので高山病に対する注意は必要。


ゴーキョピーク(5,360m)10泊11日~

ゴーキョ
ゴーキョ

5000mを越すので、登山経験や高地を訪れた経験がある人向け。

  • カトマンズ発着・10泊11日~
  • 最高到達地標高約4,750m(ゴーキョ)
  • 最高宿泊地標高約5,360m(ゴーキョピーク)
  • 標高5000mを超えるため、高山病に対する十分な注意が必要。


カラパタール(5,545m)/EBC(5,340m)12泊13日~

5000mを越すので、登山経験や高地を訪れた経験がある人向け。体力があれば、エベレストベースキャンプに行くこともできます。

  • カトマンズ発着・12泊13日~
  • 最高到達地標高約5,545m(カラパタール)
  • 最高宿泊地標高約5,150m(ゴラクシェプ)
  • 標高5000mを超えるため、高山病に対する十分な注意が必要。


番外編:ピケピーク(4,068m)5泊6日

ピケカルカ付近
ピケカルカ付近

知る人ぞ知るこのコース。飛行機を使わないでエベレストが見える丘(ピケピーク)まで行きます。エベレストを肉眼で見たい、でも、長い休みが取れない。事故の多いルクラ便にも乗りたくない、という方向け。ナムチェバザールコースよりもエベレストを見ながら歩ける時間が長く、今後開拓されそうなコースです。

  • カトマンズ発着・5泊6日~
  • 最高到達地標高約4,068m(ピケピーク)
  • 最高宿泊地標高約3,640m(ピケカルカ)
  • 富士山を超える高さまで行くので高山病に対する注意は必要。

 



ランタン・ヘランブ方面


ゴサイクンダ(4850m)4泊5日~

ゴサイクンダ
ゴサイクンダ

ヒンドゥ教の聖地。湖が美しいコース。

  • カトマンズ発着・4泊5日~
  • 最高到達地、宿泊地標高約4,850m(ゴサイクンダ)
  • 富士山を超える高さまで行くので高山病に対する注意は必要。宿泊地の関係で、約1,950m~3,350mまで1日で登る必要があり、高山病の症状が現れやすい。


キャンジンゴンパ(3800m) 6泊7日~

キャンジンリ(4500m)
キャンジンリ(4500m)

イギリス人登山家が『世界で一番美しい谷のひとつ』と形容したランタン。

  • カトマンズ発着・6泊7日~
  • 最高到達地標高約4,500m(キャンジンリ)
  • 最高宿泊地標高約3,800m(キャンジンゴンパ)
  • 富士山を超える高さまで行くので高山病に対する注意は必要。


カトマンズ周辺


ナガルコット訪問+チャングナラヤン 日帰り

ナガルコット周辺の棚田
ナガルコット周辺の棚田

カトマンズ中心から北東20kmほどに位置するチャングナラヤン。古い寺院もあり、世界遺産に指定されています。時間もないので、カトマンズ周辺で、観光も兼ねながらトレッキングのさわりも体験したい方向け。

  • カトマンズ発着・日帰り(ナガルコット発または着に変更可)
  • 最高到達標高約2,100m(ナガルコット)
  • 高山病の心配はない。ロッジ泊も不安。時間もない!という人向き。