ホテルに関する弊社見解

 

昨今、ホテル予約サイト(agoda、expedia、booking.com他いろいろ)などを通して予約するほうが、現地代理店を通すよりお安くなることもあるようです。ですので、弊社で手配するトレッキングや観光にお申し込みいただける場合でも、ホテルはご自身で別に手配されても全く問題ございません。

 

ただし、予約サイトの場合、宿泊日の変更や突然のキャンセル時、手続きがスムーズにいかなかったり返金に時間がかかったりすることがあるようです。この点、弊社を通してご手配いただける場合は、宿泊日のキャンセルや変更にも、キャンセル料や変更料が発生することなく対応しております。 中級以上のホテルですと、予約サイトよりもお安くなるホテルもあります。

 

お客様の旅行形態によって、ホテルはご自身で予約するのか、弊社に任せるのか、ご自由にお決めくださって結構です。料金比較のみのお問い合わせにも回答しております。詳しくはお問い合わせください。

 

バスタブ付きを希望される方へ

 

ネパールのホテルには、日本の様にすべてのホテルの部屋にバスタブは付いていません。全室バスタブ付は高級ホテルくらいで、中級レベルですと、中の上であってもバスタブなしのホテルも多々あります。

 

ネパールでは、年間を通じて水不足ということもあり、あえてバスタブなしの部屋のみとしている中の上レベルのホテルも多々あります。バスタブはあっても、あえて栓を置いていないホテルもあります。水は大きなタンカーで購入しているため、たくさん水(お湯)を使われると採算が合わないためです。

 

しかし湯船につかる習慣のある日本人は、バスタブの栓がない時は、プラスチックの袋などを栓代わりに置き、試行錯誤して湯を張り、湯船を楽しむ方もいらっしゃるようです。ホテル側としてはこれでは採算が合わず、渋い顔をされてしまうこともあります。

 

バスタブがないとダメな方、「トレッキング後は湯船につかりたい」と思われている方は、全室にバスタブが設置されている高級ホテルを予約するのが無難です。

  

水・お湯の色について

 

年間を通して水不足のネパールでは、水はタンカーで購入するか、井戸水で対応しているホテルも多くあります。ネパールの水は硬水で鉄分が多く、フィルタを通しても水の濁りが取れず、ひねった蛇口から茶色い液体が出てくることがよくあります。

 

高級ホテルを利用しても、バスタブにお湯をはったら、黄色くて入る気が失せた、というようなご指摘をよくいただきますが、この国の事情をどうかご理解いただけますと幸いです。

 

停電について

 

2016年秋まで、ネパール全土で過酷な長時間の「計画停電」が行われていました。ひどい時には毎日16時間も停電していました。当時は、自家発電で24時間電気を供給できるのは高級ホテルくらいでした。中級レベルでも、停電時にも最低限の電気を提供すべく努力していましたが、何しろ24時間中停電している時間の方が長く、燃料の確保も深刻な問題となり、十分な電気を提供できないホテルも多いのが実情でした。また電気(照明)だけでなく、ホットシャワーを提供できないことも深刻な問題となっていました。

 

日本の皆様にはこのような事情をご理解いただけないことも多々あり、やるせない思いをしてきたこともありました。

 

その後、長時間の計画停電は、2016年秋に突然廃止されましたが、今でも突発的な停電はよくあります。高級ホテルでも、自家発電に切り替わるまで、一時明かりが消えることがありますので、小型の懐中電灯やヘッドライトは常に携帯していると安心です。