2015年過去ログ


<2015年6 月2 日(火)/ビクラム暦2072年ジェト(2月)19日>

 

ネパール大地震、義援金お礼 

 

 このたびは、皆様からたくさんの寄付をお寄せいただき本当にありがとうございます。

  本日現在、39名の方から合計932,324円(745,859ルピー)をお寄せいただいています。まさかここまで集まるとは思っておりませんでしたので、驚くとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 当初、私個人で身の回りの人に手を差し伸べていければ、と考えていました。私は支援については素人で、義援金の呼びかけを公にすることは考えていませんでした。

 しかし、思いがけずたくさんの過去の利用者の方や知り合いから義援金のお申し出をいただき、中には「ネパールのためにお使いください」と、呼びかけ前からすでにお振り込みくださっていた方もいらっしゃいました。

 個人レベルの活動に、他人を巻き込んでよいのだろうか、という葛藤はありました。しかし、皆様のご厚意を素直に嬉しく思い、ありがたくお受けすることにしました。

 被災したネパールの人たちすべてに手を差し伸べることができないのは大変もどかしいのですが、縁のあった身の回りの人たちやその村を対象に、直接関わっていきたいと思っています。

 5月24日に二つの村を訪問し、皆様からお寄せいただいた義援金の一部を届けてきました。はじめは物資を届ける予定でしたが、被災した人たちが必要としている物はそれぞれ異なり、また、すでに自分たちの手で仮設小屋を作り復興に向けて動いている様子を目の当たりにし、一番無駄のない現金を届けていく結論に達しました。現金支給については賛否両論あるかと思いますが、支援する側の考えを押し付けるのではなく、村の人たちの声を反映した結果であるということを、ご理解いただければ嬉しいです。

 まだ手を差し伸べて行きたい人たちがたくさんいます。配分等を考え、今後も活動を続けていきます。

 ブログにも、今回の件についてを少しずつ間接的にですがまとめつつあります。これからも更新していきますので、お時間のある時にでも目を通していただければ嬉しいです。

 このたびは本当にありがとうございます。


<2015年5月6日(水)/ビクラム暦2072年バイサク(1月)26日>

 

ネパール大地震について 

 

 4月25日正午前、カトマンズ北西80㎞を震源とした、M7.8の大地震が発生しました。発生直後から、たくさんのお見舞メールやコメントをいただき、ありがとうございます。

 弊社スタッフたちは皆無事でしたが、被害の大きかったシンドゥパルチョウク郡に実家があるスタッフたちも多く、実家が半壊し住めなくなった者たちもおります。また、カトマンズやパタン、バクタプルでは寺院が倒壊し、5月6日現在、一部立ち入りを制限されている観光地もあります。エベレスト方面、ランタン方面のトレッキングエリアでも地震の被害がありました。家が壊れ住めなくなった多くの人たちは、簡易テントでの生活を余儀なくされています。このような状況を目の当たりにし、胸が締め付けられる思いです。

 地震直後から、私・春日山はツイッターで現地の状況を発信しております。また、今後復興に向けての様子や、今の状況での観光手配について等、これからも発信していく予定です。

 多くの方から義援金ご寄付のお申し出をいただいています。私たちもできる限りのことをしていきたいと思っております。ご協力いただけます方は、「義援金について」というタイトルのメールを、次の宛先までお送りいただけますと幸いです。詳細を返信させていただきます。

 復興には時間がかかると思いますが、どうかこれからも、この国のことを見守っていてください。そして、また足をお運びいただければ嬉しいです。

ヒマラヤンアクティビティーズ代表・春日山紀子